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⋅ (SHCOMP)上海総合指数 月足
中国の株式市場の動きを見ると、2007年に高値を付けてからその高値を更新していないということが分かります。
2007年というのは米国の不動産バブルが起きたときですね。
いわゆるサブプライムローンバブルの時です。
低所得者の方に対する住宅所得ローンが人気となりました。
そのバブルが弾けてリーマンショックへと繋がっていきました。
上海総合指数も大きな影響を受けました。
そこから、2015年に再度上昇しましたが、2007年の高値を更新することは出来ませんでした。
これらの一連の高値や安値を結んだ線を引くと、大きなトライアングルとなっています。
上海総合指数の動きはこの上下に引いたトレンドラインのどちらに抜けていくのかがポイントとなります。
移動平均線大循環分析で月足チャートを見ると、上昇期である第1ステージになっています。
まだ、もみ合い相場の流れが続くかもしれませんが、2018年1月の高値を僅かではありますが更新してきました。
3本の移動平均線の間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
今後の動きにも注目していきましょう。