トルコリラ円は21円をこなし22.5円の回復を目指す動きか

トルコリラ円は8月の急落の際に出来高を伴わずに通過した因果の少ない領域まで回復していることが右のVPVR(価格帯別出来高)から見て取れます。

STD-ADX Trade Signal 2.0では4時間足、日足のいずれも上昇トレンドを示唆するシグナルが点灯しています。

サブチャートを確認すると、STD-ADXは全ての線が低い水準から揃って上昇を続けています。
MACDはヒストグラムが低下しているものの、MACD、シグナル、ヒストグラムは全てプラス圏にあり上昇トレンドが強く肯定されています。
これらサブチャートから、シグナルの信頼度は十分に高いと思われます。

日足を確認しても、STD-ADXは長期シグナルこそ上昇していないものの、長期シグナルも低い位置にあり、短期、中期のシグナルが全て上昇を示しています。MACDはプラス圏でヒストグラムが上昇中であり、上昇が加速していることが分かります。

■日足チャート
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上記理由から、トルコリラ円は上値を試すものと考えられます。

その際の戻り目処にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、61.8%戻しにあたる21円近辺に小さな累積出来高があり、さらにその先78.60%戻しの22.56以上にはかなり大きな累積出来高があることが分かります。

そのため、21円前後で一旦もみ合ったのちに、22.50程度までの上昇を見込む流れが妥当と思われます。

ただし、ボラティリティーは大きいため警戒は怠らず、買いで追いかける場合はパラボリックSARの位置する19.87にストップロスを置き、その後利益が乗った後は適宜プロフィットセーブオーダーに切り替える戦略を取りたいところです。
FibonacciTRYJPYVolatilityVolume

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