【CADJPY🇨🇦🇯🇵】相場分析20211029 カナダ中銀量的緩和終了で利上げ時期前倒し/カナダドルは買いなのか?

【サマリ】
カナダ中銀は27日にコロナパンデミック以降継続してきた量的緩和の終了を発表。
さらに利上げ時期に関しても従来の2022年下半期から22年2Q-3Qと前倒しを示唆。
これらがサプライズ発表となりカナダドルが急騰となった。
利上げ時期が前倒しになったことと量的緩和の終了宣言を受け、これから差分を織り込みに行く動きが出るのかに注目。

今回は金融引き締め方向に舵を切っているカナダと、以前超緩和的状況の日本という、金融政策の違いがより浮き彫りになったカナダ円について、これからカナダドルは買いなのかを考察。


結論、今後もまだ買いを狙っていける場面と考えています。
特に月足のチャートが面白い展開です。


【環境認識】
月足

この投稿執筆時点ではまだ10月ローソク足は未確定であるものの、高値の切り下げラインをブレイクすれば、100円水準まで目立つ抵抗がない状態。

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週足
週足で見るとパープルのチャネルに沿った上昇が継続中。
再びチャネル上限まで上昇が継続できるかどうか期待させる形ではありますが、現時点で既に上昇の5波目になっていることから、途中で失速してしまう可能性も十分にあります。
特に93.20ラインは週足レベルの抵抗ラインということでこのラインには要警戒でしょう。

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日足
9月末から既に800pips(!)近く上げているということで、これからもう一段坂を登って行くには相応の調整期間を挟まないと上げていくエネルギーがないだろうと見ています。
直近の上げが上昇の3波目と見れば、今は4波目。
下からは押し目買いの候補となりうる20日移動平均線(ピンク)が迫ってきていますが、前述のようにしばらく横ばいで調整になる可能性を見ておきたいです。

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以上を踏まえてロングのシナリオとしては以下の二つを検討

1. 93.23を再度試す動きを狙う
週足で見た93.23ラインまで100pipsほどあるので、ある程度のリスクリワードが見込める場所で押し目が確認できれば93.23までのロングを検討(Tp1 )
高値づかみのリスクがあるので、十分に引きつけた場所で狙いたいところ。

または、
2. 週足で93.23をブレイクしてからのチャネル上限までのロング
こちらも150pipsくらいのスペースがあるので、候補の一つです。

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