日経225は23,000円付近を意識し頭を抑えられ、半年ほどのアセンディングトライアングルを形成後、セオリー通りの上抜けをしました。
しかし、10月に入り急落、23,000円付近のレジスタンスはサポート転換とならず、ブレイクアウト後の上昇分だけでなく、
トライアングルのサポートも割り込む形となっています。
現状ブルトラップとなったと考えられる形となっており、上抜け失敗と考えられます。
下値の目処としては、3月末安値から10月の高値のフィボナッチリトレースメントで見た場合、現在50%戻しを一時割込んだ付近に位置しており、ここを下回ると61.8%及び78.6%戻し、それぞれ21,930、21,200付近となっています。
両方共に過去に意識されたことのある価格帯と重なる位置となっています。
急落後のため、それなりの戻しを見せる場面があるかもしれませんが、基本的には上抜けが失敗後の動きですので、戻り売りでの対応が良いかと考えています。