日経先物 日米で強弱別れる7月/分配金売りイベントを控えて

7月の日経平均は1週目にETF分配金捻出売りイベントがあったり2週目の他国の経済指標に振られやすく大きな上昇が見込みにくい月ですが、それと反対に米国株は第1週の独立家記念日までは強い傾向にあります(あくまで統計)
ただ先入観を以て挑むと先週のようなふいの反転をフォローしていけなくなります。そこで今回は2つのインジケーターを目安に難しい7月相場を見てみます。

1.テクニカルレーティング
テクニカルレーティングという機能をご存じですか?インジケーター→テクニカルで検索(technical)も可
移動平均とオシレーターから日足や週足の判定をしてくれるものですが、迷った時はこのインジケーターとハル移動平均線のインジケーターを見ています。

まずはじめにテクニカルレーティングですがチャートの右側に
MA移動平均線
オシレーター 
の売り/買いシグナルが表示されます

今週時点では
日足 移動平均 強い売り
   オシレーター 中立
   総合 売り
週足 移動平均 強い売り
   オシレーター 中立
   総合 売り
月足 移動平均 中立
   オシレーター 中立
   総合 中立

と表示されています。
日足の効力をおよそ20営業日~週足レベルのインジケーター目安を四半期とすると少なくとも7月いっぱい/もしくは9月頃までは(うっすら)弱気サインが点灯してしまっているという事になります。

2.HMAハル移動平均線
もう一つはハル移動平均線のインジケーターを使って判断しています。使用しているインジケーターはHMAcoloredを用いています。
デフォルトの数値が100になっているのでこれを設定から20に変更しています。

目安としてはこの移動平均線が緑色の時は買い。赤色の時は売りなのですが、同様に移動平均よりローソク足が上か下かも判断材料にします。
7/1時点で日経平均先物のローソク足がこのHMA20を割り込んでしまったので判断としては売りとなります。
またこの下落により移動平均線の傾きがフラットになってしまった事にも注目しておきたいですね

※ただ7/4 以降に大きく上昇して移動平均線の数値26380以上を維持している場合はほかのシグナルを加味して「ロットを抑えて」買いを入れます。

この場合は場中の動きだけでなく米国市場の動きに大きく左右されるの為
以下2つの値動きとにらめっこする事になります。それでは先行指標として見る2つのチャートを見ます。

S&P500先物
snapshot

テクニカルは
日足/週足 売り
HMAはグリーンでローソク足もHMAより上にあります。

ハイイールド債
snapshot
日足/週足/月足 売り
※オシレーターは売られ過ぎシグナル点灯
HMAはグリーンでローソク足も若干上髭ながらもHMAより上にあります。

日経平均が若干弱含みしていますSPもHYGもそこまで弱気ではないです
が強いて指摘すると株の先行指標として見られているHYGのハル移動平均線の傾きがフラットになっています。徐々に上昇圧を失っているのが見受けられます
2日程先行すると考えると来週は少し様子見ムードで挑んでもよいかもしれないですね。
HMATechnical IndicatorsNikkei 225 JPN225 CFDJapan 225nikkei225tradeTrend Analysis

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