レンジ幅を意識すると日々のボラに振り回されなくなる

こんにちは、今回は年間値幅を意識したトレードのご紹介をします。今年は利上げや金融引き締めやリセッションという言葉が飛び交ってとかく弱気なポジションを取りがちですね、S&P500やナスダックのチャートと日経平均の今年のチャートを比較してみると実はレンジ相場である事が理解できます。レンジ幅はざっと下値25500-上値28250あたりでそれ以上の値動きはオーバーシュートとみなして売り買いできると思います
実際安値24550で買って29200で売り抜けるのは至難の業ですが25500で買って28000で売り抜けるの3回程度は可能ですね。この手法は年間値幅が確定してくる年後半に使える戦略です。 


今年は特に投資家がベア相場への備えとしてオプションでのヘッジポジションを構築しており短い時間軸でエントリーするとどうしても大きくやられてしまう可能性がある為少し長期的な視点(3ヶ月スパン程度)で捉えポジションサイズを小さめにして値幅を取る戦略を取っていますが今のところは上手く機能しています。ボラティリティの高い相場の時には、最前線で戦うのを辞めて少し離れた位置から長い視点で戦局を把握するようなイメージです。

もう一つ、下段に表示してあるインジケーターですが、CNNの恐怖と欲望指数を活用できるF&Gのインジケーターを活用してEX-Fear(過度に恐怖)な状態である20以下に水平ラインを設定して置くと長期での買い場。
70付近が今年の利確ポイントとして活用しています。

※この手法のデメリットですが大きな相場変動があるような時期(2022年は1-3月)には年間値幅が上下にブレイクしやすいという事を念頭に入れて挑む必要があります。 実際昨年は27500-30000の値幅でしたが今年の1-3月で下にブレイクしてしまいました。https://www.tradingview.com/x/cYGVC7cM/

これに関してはVIXと並行して見ていく必要があるのでまた別のアイデアにてご紹介します。
それでは!
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