ナスダック100先物、週間6.3%の大幅下落

今週の振り返り

今週は週間で6.3%の大幅な下落でした。5%以上の下落は4月15日週以来ですね。

先週末のnoteで「19,600、19,635を上抜けていくことが、上昇に戻していく最低条件と見える。」「高値を追うことができず上値を叩かれるようであれば、また下落に戻りやすいか」と書いていた。

19,635の黄色水平線を上抜けできず強い売り転換のサインとなってしまったようだ。先週末には「再び75日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、引き続きフィボナッチ50%近くがサポートラインと見ている。」と書いてたが、サポートにならずフィボナッチ50%(白)を突き抜けた後はご覧の通り38.2%の下まで滑落した。

下落した先は200日出来高加重移動平均線と短期フィボナッチ(カラー)の61.8%に到着している。200日出来高加重移動平均線がサポートになる場合には、少し反発を試すシーンとなりそうだが、フィボナッチ38.2%(白)を突き抜けてることから、フィボナッチ23.6%(白)まで落ちることは想定しておいたほうが良さそうだ。

上記の200日出来高加重移動平均線やフィボナッチ23.6%(白)で止まらないときに、Xで蔓延るのは三尊天井の完成による下落だろう。

次週のシナリオ
①上昇する場合

急落からの反発を試みるなら、フィボナッチ50%ラインへの回復が狙いたい場所だが、それだけの買い圧力が生まれるかどうか。

フィボナッチ38.2%付近を前後する底値固めの値動きがあるかを見たい。

②下落する場合

上述の通り、フィボナッチ23.6%(白)までは通常通り起きそうなライン。

滑落が続くなら、短期フィボナッチ78.6%(カラー)あたりで値止まりするか要観測。
Trend Analysis

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