USDJPY

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円のファンドのポジション動向ですが、先週は149.30近辺で小口とアセマネはロング減少、ショート増加、大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少。小口とアセマネは円ショートを増加させているということはドルロングを行っているということなので、149.30近辺まで下落してくると一部ファンドの買い意識が高まりそうなため、一旦はサポートになる可能性がありそうです。ネットポジションでは、小口はネットショート拡大、大口もネットショート拡大、レバファンドはネットショートが若干縮小しているものの先週からほぼ変化なし、アセマネはネットショート拡大。また、レバファンドのスプレッドは拡大でここ数か月は比較的高い水準となっていることから反落への警戒心は持ち続けているように見えます。ほとんどのファンドが先週比ではネットショート拡大となっており、特に大口はネットショートに偏りすぎの状態が続いているようです。

日銀は去年のような大規模な介入を行ってしまうとアメリカの利上げ打ち止めの可能性も相まって劇的な円高に振れてしまい日本経済の成長をとめてしまう可能性があるため中小規模の介入にとどめてドル円の上昇を緩やかにしていくということを考えると基本的には押し目買いをメインに考えたいです。

エリオットの5波目の副次波動が現在何波目を形成中かということを考えると、一つ目に考えられるのが、1,2,3,4,5といった形で現在5波目を形成中のパターンで、こうなればそろそろピークをうって下落に転じる可能性があるので注意が必要です。もう一つ考えられるのが、1,2,3という形で現在は3波目形成中のパターンです。こうなると次に4波目の調整が入り、5波目を形成しに、もう一度高値をトライしにいくような動きが想定されます。いずれにせよ、そろそろある程度の調整はくる可能性が高いので下に引き付けて買いを検討しており147.35~148.50もしくは145.75~146.85に引き付けて下値が固いようであればというイメージです。来週はFOMCがあるので,その内容次第では大きく動く可能性もありますが、ここまで大きく動かない可能性もあるので、短期的には149~149.45もしくは149.80~150.30に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討するのが無難そうです。

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