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価格とMACDのダイバージェンス

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(GBPJPY) ポンド円 4時間足

今回は価格とMACDのダイバージェンスについて見ていきましょう。

ダイバージェンスとは「逆行現象」といい、今回であれば価格が右肩下がりになるのにMACDが右肩上がりとなり、

価格とMACDの動きが逆行する現象のことです。

そして、このダイバージェンスは変化の兆しとなりトレンドが転換するかもしれないというヒントを与えてくれます。

では、このダイバージェンスがどうやって発生するのかというメカニズムを見ていきましょう。

MACDとは移動平均線の間隔を見ているオシレータです。

例えば短期移動平均線と長期移動平均線の間隔が下降相場において間隔が広がればMACDは下がっていきます。

そして、その間隔が下降相場において狭くなればMACDは上がっていきます。

2本の移動平均線の間隔が広がっているところはトレンドに勢いが出ているところです。

2本の移動平均線の間隔が狭くなっているところはトレンドの勢いが弱くなっているところです。

つまり、価格とMACDのダイバージェンスが起きているところは、今回であれば価格は安値を更新しているのですが、

トレンドの勢いは弱くなっていますよ。と、いうことを教えてくれています。

そして、そこから価格とMACDの動きが同じ方向に動きだしています。

今回はダイバージェンスが変化の兆しを教えてくれて、その兆しが変化に繋がったということです。

ということは、変化の兆しが起きても変化しないことを理解する必要があります。

なぜなら、ダイバージェンスはトレンドの勢いが弱くなったサインであって、トレンド転換のサインではないからです。

トレンドの勢いが弱くっても、再び強くなることはよくあることです。

ダイバージェンスのメカニズムを理解することで、マーケットの変化を意識することができます。

「ダイバージェンス=トレンド転換のサイン」と安易に決め付けてトレードしてはいけません。

それぞれのインジケータが何を見て、どういった特徴があるかを理解しましょう。

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