mikan-ya-EURUSD

ドル円:下落の勢いがつき始めたか?

FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen

ドル円

 長期的には下目線であるものの、大きな下落になる気にまではなりませんでした

 週足を見ると、バンドのプラス圏のラインが急角度で下を向きだしたように見えます。その割には-2σラインの角度がそれほど下がっているようではなさそうなので、週足-2σにはりついて下落するようなイメージではなさそうに思いました。

 日足を見ると、きれいな-1σ~-2σのラリーをしているように見えました。バンドの5つのラインもすべて下を向いていることから、この流れはもう少し続くかもしれません。
 あまりイメージできませんが、-2σ(現在108.45円)を日足実体で下抜けると、バンドウォークする可能性があるので注意が必要と思います。このバンドウォークで108円を下抜いてしまうと、一気に下落する可能性が高くなります。その時は、ロングポジションを整理し、ドル円の中期的なイメージから考え直したいと思います。
 逆に、日足5日平均線、-1σ(109.0円付近)を実体で上抜けるようであれば-1σ~-2σのラリーが終了し、上昇する可能性が出てきます。ただ、上昇しても25日平均線付近(109.7-9円付近)まででは?と今のところ考えています。

 4時間足を見ると、ascending triangleを下放れし、急角度の-2σにはりついてバンドウォークをしているように見えます。ただ、+2σの上昇角度がそれほど急ではなく、自分としては、バンドウォークはそれほど続かないような気がします。しかし、バンドの5つのラインがすべて下を向くように見えるので、-1σもしくは25本平均線と-2σでラリーするかもしれません。
 -2σで張り付いているところを追っかけショートしたいとまでは思えず、自分としてはラリーになる展開を考え、-1σである108.75-85円付近、25本平均線である109.05-15円付近が戻り売りのポイントになるのでは?と思いました。
 もしショートができるのであれば108.45-55円付近で一部決済しようと思います。逆に明日109.0円を実体でしっかり上抜けるのであれば一部ポジションを整理します。


ドル円のポイント
・日足-1~-2σでラリー継続
・108.45円を日足実体で下抜けると下落圧力が増すかも…
・108円を下抜けると中期的なイメージを考え直し
・108.75-85円が戻り売りの第一ポイント
・109.05-15円が戻り売りの第二ポイント
・109.0円を日足実体で上抜けると109.7円を目指すかも

Disclaimer

The information and publications are not meant to be, and do not constitute, financial, investment, trading, or other types of advice or recommendations supplied or endorsed by TradingView. Read more in the Terms of Use.