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ドル円:来週は判断ミス次第では大やけどの可能性も…

FX:USDJPY   U.S. Dollar / Japanese Yen


月足


ドル円
11:02 2018/01/28


ドル円のポイント(月足レベル)と今後の予想
・月足で"Cup with handle"が形成中?
・もしそうであるならば98.7円を目指す可能性も…
・月足は基本的に三角保合はブレイクしきれていない
・三角保合がブレイクするのであれば次の目標値は106.0-6円
・三角保合継続なら次の目標値は113.5-114.0円


ドル円のポイント
・週足バンドはまだ判断がつかず
・日足5MA~-2σのラリーでかなり勢いの強い下落トレンド
・日足-3σをタッチするまでの威力はなさそう
・4時間足5MA~-2σのラリーが破られ、下落トレンドが崩れかけている?


ドル円の予想とトレード
・基本的に戻り売り待ち
・戻り売りなら109.5-7円付近か?撤退ポイントは買いの勢いを見て手動で…
・4時間足-2σが107円後半から半ばに位置しているときにタッチするようであれば短期的なロングも…
・107円台のロングも109円台のショートも目標値は日足-2σ付近の短期決戦で


 ついに、週足-2σ付近に到達してしまいました。今のところ、週足-2σではね返された感じでもなく、また下抜けたわけでもありません。なので、さらなる下落を続けるのか、はね返されるのかはわかりません。しかし、この付近での判断を誤るとしばらく戻ってこない可能性もありますので慎重に考えないといけないと思います。


 週足が大きなポイントなので月足を見ると、月足レベルでも緑のサポートライン付近に到達していることがわかります。そして、チャートパターン的に反転した"Cup with handle"のようにも見えなくもありません。もしそうであるならば緑のラインを下抜けて「カップの持ち手」の部分である98.7円を目指すのかもしれません。まだ"Cup with handle"と確定したわけではないので頭の片隅にいれておく程度で考えています。

 少なくとも、月足は緑のラインとピンクの一番上のラインによる三角保合であると考えています。もし、緑のラインがブレイクしたのであれば、次の目標値はピンクの上から三番目のラインである106.0-6円くらいになるのでは?と大まかに考えています。

 ただ、月足では緑のラインを大きく下抜けたわけではなく、はね返される可能性も十分考えられますので、三角保合は継続していてピンクの一番上のラインである113.5-114.0円のイメージは捨てていません。



 月足を踏まえて週足を見ると、バンドは基本的にヨコヨコではあるが、若干発散をしようとしているようにも見えます。ただ、まだ-2σ(108.21円)を下抜けたわけではないので、バンドウォークせずはね返される可能性も考えられます。今は長期的なトレードで臨むと逆に走られると戻ってこない可能性があると思いますので、あまり無理せず短期的に考えた方がよさそうです。

 月足レベルでのサポートラインとして機能している緑のラインは、週足レベルでは下抜けているように見えます。なので、ひょっとすると緑のラインはかなりもろくなっているのかもしれません。この緑のラインは週足-1σ(109.93円)付近に位置していることから、この付近は110円の節目もあって大きな壁になるかもしれないと考えています。なので109.5-110.3円付近では売り目線で考えてみたいと思います。


 日足を見ると、バンドの発散がいびつなのが気になりますが、日足5日平均線~-2σのラリーになっていて、かなり勢いの強い下落トレンドという印象です。しかし、24日の大きな下落から見て-3σをタッチするほどの威力は感じられず、現時点でロングするにはあまりにも無謀ですが、突っ込みすぎたショートもつかまる危険があるようにも思います。もし、日足-3σ(107.56円)付近まで下落するのであれば短期的なロングもおもしろいかもしれません。


 4時間足を見ると、これまでの5本平均線~-2σのきれいなラリーがトランプ砲により崩れ、また-1σもあまりレジスタンスとして機能していないことから、長期的なトレンドは変わらずとも、短期的な下落トレンドに陰りが出てきたようにも見えます。少し注意が必要かもしれません。あまり突っ込んだショートはやはり危険かもしれません。4時間足レベルで戻り売りのポイントを考えても、あまり細かなレジスタンスとして考えられるところが乏しいです。日足レベルで考えた緑のライン付近が25本平均線(109.61円)に位置しているので、戻り売りは109.5-7円付近まで待ちたいと思いました。撤退ポイントはこれまで勢いのある下落であまりポイントがないことから、状況を見て(買いの勢いを見て)判断したいと思います。逆に週明けオープンから少し経って4時間足-2σが107円後半から半ば付近に位置しているときに-2σをタッチするのであれば、売られすぎと考えて短期的なロングをしたいと思います。なお、107円台のロングも109円台のショートも目標値は日足-2σ付近の短期決戦で考えています。

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