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ドル円展望10/21~日足以下のチャート分析
U.S. Dollar / Japanese Yen
ドル円展望10/21~日足以下のチャート分析
By maru-2626
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Oct 19
7
Oct 19
今月に入って序盤は大きく上昇してきていたドル円の動きも、先週から随分その勢いは収縮し小幅な動きへと変わってきました。
先週は17日木曜日、一時150.32ほどまで上昇してきており、翌日18日金曜日の陰線で日足が包み込む形となりました。
確定位置は日足200EMA(白)と前回までの戻り高値ライン149.4にタッチした後少し戻して149.533で確定しています。
200EMA及び戻り高値ラインを明確に上抜けしてきた後のロールリバースとも見て取れる動きではありますが、全体から見れば小さいものの「
包み足
」というプライスアクションが日足で発生した事により、先週の高値150.3というラインが下位足レベルでは今後意識されてくるであろうレジスタンスラインとなりそうではあります。
しかしチャート全体の流れとしてはまだ上昇の過程に有るとも言え、それ以上の上昇余地もまだ有ります。
現状、日足以下の下位足レベルで出来ているこのジワ上げ相場の状態がいつまで続いていくのかの判断が難しい所に来ています。
ただ、日足より上位足レベルの意識ライン(上位足レベルの抵抗になりそうな価格帯)が150円台後半~152円台辺りにあると考えており、まだもう少しの間は、そこ辺りまでの上昇は有るのではないか?と私は予想しております。
ですが来週も、特に大きな値動き(特に上昇になりそうな)の材料になりそうなものは、予定している指標を見ても最近注目されていた新規失業保険申請件数が木曜日に有る以外はあまり見当たりません。
日足だけではとても読みにくいので、次に4時間足を見ていきますね。
【4時間足】⇊
4時間足の現在の動きは、今月前半の大きな上昇の後はその勢いがどこへ行ったのかと思う位に落ち着いた動きとなり、現在も基本的に4時間足20SMA(黄色)を背にした高安切り上げのジワ上げ上昇相場が続いています。
しかし、先週末の最後に確定した足では、その20SMAの下に割り込んできた後騙し下げにはならずに20SMAの下で確定しています。
この動きは
石破ショックで急落後に
反発上昇し始め、今月初めからずっと4H20SMAの上を維持し続けて以降、
初めての現象
となります。
20SMAの動きは、その時間軸における相場の流れを表しているものと考えています。
これまで、一時的にはローソク足の髭や実体で割ってきても、直ぐ上に反発し戻す動きとなっていたので、その間はずっと20SMAをサポートとして見ていましたが、こうなってくるといい加減MAの
下の方
も見ていかなくてはなりません。
つまり、今までは上だけ見ていれば良かった4時間足レベルの動きも、週明け以降は下落相場に発展していく可能性も大いに視野に入れていくべきだということです。
ただし、まだ4時間足の押し安値を割ったわけでは有りませんから、ダウ理論的には上昇トレンドの最中ですし、目線は上です。
又、20SMAの下に来たからと言ってそのまま下落一直線という訳では無く、MAを交差した後は暫く上下に縫う可能性の方が高いです。(あくまでも可能性ですが)
要するに、押し目買いをどんどんしていけば勝てていたという相場から、そろそろ押し目買いで攻める時では無くなってきているかもしれないから、今持っているスイングのロングはあまり戻してきてしまう前にそろそろ保有するリミットを決めてどこかで決済してしまおうとか、新規で売りを入れる場所を探していこうとか、そういう今後の相場転換(になるかもしれないという考え)に向けた立ち回りを意識しなくてはならない時なんだなと、考えて置くべきだというものです。
難しいのはそのタイミングですね。
分っていると思いますがロングを決済するという事は売るということなのですが、ショートするという事では無いので、決済と新規の売りのタイミングは必ずしも同じという事では有りません。
まぁそれが完璧に揃えば天底を取れるのですが、そこまでしなくても良いのです。
というかそれを狙うのは至難の業ですから、無理にそういう事をしようと考える必要は全くありません。
そんな事ばかりやっていたら身がもちませんからw
とりあえず、余り欲張らずにそこそこ良い所で決済を済ませておき、それから少しずつ転換の兆しが出始めたら少しずつ売りを仕掛けていき、もうこれは売って良いだろうなってハッキリして来た時に大きく貼ればいいのです。
は?簡単にいうなよ。と聞こえてくるような気がします。。。
まぁ確かに、それが出来れば完璧なのですが、実際は上手く出来ないのが現実ですよね。。。私だって完璧に出来た事などあまり有りません。
でも、だからこそそれに近づける為に向けた分析は必要であり、私の様な24時間365日ドル円の事を考えている様な
すこし頭のおかしい
人間が、どうしたらそれを上手くやれるかと常々考えているのですwww
なので皆さんの参考になる様に頑張ります!
という事で、今回はここまでが長い前置きになってしまいましたが、ここから実践的テクニカル分析をしていこうと思います。
では4時間足をもう一度、今度は少し拡大して見てみましょう。
【4時間足】⇊
まず、画面上の白矢印が有ります。
先に話しておくべきは、ロングポジを持っているなら、下落してきた際にどこで利食い(逃げ口を決める事)すべきかというもの。
(※この白矢印は、仮にこの後押し安値ライン148.846を4時間足実体以上で割った場合の動きとしています。)
で、この動きになった場合、ダウ理論的には安値を切り下げて右上がりのダブルトップが成立した動きと読みとれます。
そしてこの動きになった場合は、その後高値を超えることなく下落し、下降転換する可能性が示唆されて来るため、その下落予想から推測して147.347の押し安値ラインまでを想定します。
なのでその辺りから上の位置で入ったロングポジションは今後の続落でロングした建値位置、又はそれ以下(147.347位)迄戻してくる可能性が高くなると考えられる為、含み益がなくなる事を早めに想定してタイミングを見て決済が必要になるかもと考えています。(これはあくまでも私の考えです)
ただし、もしポジションの位置にもっと余裕があり(もっと下から持っている)場合は、まだ全決済しなくても良いかもしれません。
というのも、これはあくまでも安値の切り下げなので、ダウ理論でいう所の上昇トレンドが終了した(可能性がある)という段階にとどまっているからです。(ただしそこ迄の値動きのし方次第で、状況によります。)
その状況というのは、例えば戻り目を作らずにそのまま下落してきた場合等ですが、そういう時は「ダブルトップからそのまま下降転換した」という風に見るのでは無く、「今回の下落で安値を切り下げただけ」と見て、その間に明確に高値も切り下げる様なもう一つの山をチャート右側に作ってから再度戻りで売られるようにしてから下落してくるまでは、148円後半から~150円前半間での高値圏でレンジ入りと見るか、又はその下げが騙しとなってただの深い押し目となり、再度高値付近まで上昇する、又は更にその高値を更新していく動きになるという期待値が、余り高くはないがまだ持てるから!です。
※分かりにくかったかもしれませんが、ジワ上げ中の安値切り上げラインを一時的な下方ブレイクが騙しとなり再上昇するというのは良くある話です。
とは言え、この辺の判断は正直難しいですから、十分注意が必要です。
さっきの説明の様に、今保有中のポジションがどの位置から入っているかというのを判断基準として考えているのは、正直精神的な部分が大きいです。
余裕が有る位置からなら多少の上下にも耐えられスワポももらえるし~とかで耐えれますが、損益分岐点を縫う様な中途半端な位置で持っていても、ただ精神を削られるだけで、しかも効率はあまり良くありません。
利が乗っているうちにとっとと利食って、更に落ちてきた所から改めて押し目買いし直した方が効率が良いですからね。
同じ上目線だったとしても、その違いによってそれぞれ見ている、景色というのは変わってくるものですからね。
なので、下落しても許容できる範囲というのをただのダウ理論とかテクニカル的要素だけでは無く自分の取引している時間軸やポジションの位置などにより、それをどうすべきかというのは各自考えておくべきでしょう!
もう一度同じ画像です⇊
因みに、この画像の水色のラインは、今回の上昇転換の際にできた逆三尊のネックライン(現在は10/4の反発した位置である水色の上向きの矢印位置からサポート転換済みのライン)ですが、このラインは次の下落で交差した時に効きます。
見ての通り斜め右上がりの線なので、時間経過と共に位置は高くなってきています。
今後、その時の4時間足の押し安値(現在の押し安値は148.846)を、いつ割っていつネックラインに交差するかによってはその意味合いは変わってきますが...取り合えず、ここにぶつかった時は押し安値ラインなんかよりもずっと、かなりの高確率で反発すると考えている重要ラインです。
なので、押し安値ラインからの反発や騙しというのも勿論有るのですが、最悪ここまで直行してきても、そこからならまだ150円回復や再突破の可能性すらあるとすら、
ちょっと強め
に言っておきます。それ位は意識されてきているラインだと私は考えています。
なので、147.347以下からロングを持っているポジションに関しては、このネックラインを下抜け確定され、明確に突破されるまでは保有するつもりです。(再・あくまでも私の考えです)
次に、このまま順調に上昇していった場合どこまで上がるかについてですが、先ほど申し上げた通り、4時間足より上位足レベルの抵抗帯に当たる迄は上昇する余地と期待値があると考えています。
又これに関しては直近では下落してきて以来の新値となる事や下落時に特に目立ったラインが他にない事等が理由でその予想が難しく、そして抵抗帯が日足レベルというものである事から、ざっくりとした価格の予想になってしまいます。
仮に、日足200SMAや週足20SMA、フィボナッチの0.5(150.765)のいずれかが天井になるとするならば、今のジワ上げ相場を右上がりのレンジと見た場合、レンジブレイクとなって勢い付き、指標等でドル高などに振れたり等、突破のタイミングによっては短期的にはそれを貫いて超えていく可能性も十分にあり得ます。
なので、予め利確には指値をしておくのが良いと思います。
以前にもSNSで投稿していましたが、今回の利確指値の水準として以下に書きます。
(個人的に☆印位迄は来週中に上昇して行きそうな予感です)
現在の高値ラインより上に関していうと
・150.5(直近高値150.322を超えた少し上)
☆・150.85(先月までの下落幅に下向きに引いたフィボナッチリトレースメントの半値戻し0.5(150.765の少し上)
・151.0(日足200SAMの少し下辺り)
・151.5(日足200SMAを少し超えた辺り)
・152.0(以前まで意識されていた高値ライン等が並ぶ重要水平線付近)
・153.0~※これ以上はバイクラでオーバーシュートした時とかに起こるかもしれないですね。
急上昇発生時には一瞬でも有り得そうですが、テクニカル的な抵抗帯として考えると予想不可能です)
って感じです。
因みに私はこれらに到達時、利確されるように指値を指していますが、147.347を下抜けした時点で持っているロングポジは逆指値で全決済するつもりです。
ロングの戦略というか、今の私の週明け以降の立ち回り方のメインシナリオはこんな感じですね。
もう新規でどんどん買いますって事は書いてなかった様に、新規でポジションを取るとしたらもっと下位足の動きの中でデイトレやスキャルをする時くらいだと思います。
新規でショートするには、上記にある「まだロング」と思えるようなそれぞれの根拠が否定されてきた時か、相当上がっていった時にその反動をスキャで狙うとかまだそれ位の感じで逆張りだという事を意識して行わなければならないフェーズだと考えています。
又、下落相場になってくれば、その転換から終わりまで徐々に値動きが時間に対して早くなる傾向に有るので、初めの高値帯からの反落狙いの逆張りの段階では、担がれてしまう事を考慮してロットは控えめでとっていくのが良いのかなと思ってます。
その辺の細かい話はまた別の投稿でしていきたいと思います。
では今週は今月、もしくは今年、ロングを狙えるラストチャンスになるかもしれないですが、今週は攻めずぎず、特に資産を守る動きを重点に置いて頑張ってきましょう!!!よろしく!
Candlestick Analysis
Moving Averages
Support and Resistance
maru-2626
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