ゴールドは重要な節目の重なり、今後の動きを決めそう

2020年8月に2,100ドル近くまで上昇したゴールドですが、その後は明確な方向感がない状態が続いています(ボラティリティは大きいですが)。
そんなゴールドは現在重要な節目に差し掛かっていると考えています。

節目①2020年8月からのトレンドライン(黒線)
何回か上に下にブレイクしているものの、まだトレンドライン(2本あります)は生きているようです。
表示のチャートは日足ですが、4時間足などにするとライン上で反応していることが分かります。

節目②200日移動平均線SMA(水色線)
こちらも一度下にブレイクし、1/15(金)にローソク足の実体ベースで再度下にブレイクしています。
2018年12月に200日移動平均線を上回って以降、近づいては離れを繰り返していますが、今回は短期間での再ブレイクになっています。

節目③フィボナッチライン0.382(黄緑色破線)
2020年3月の安値1,450ドルから2020年8月の高値2,074ドルで引いたフィボナッチラインの0.382に近い水準いなっています。
前回の2020年11月はちょうど0.5の半値で止まりました。

ここ数か月の動きを見ると、米国債利回りの動きには注意が必要かと思います。
金利が上昇した際に、ゴールドが大きく下げることがありました。

また、ドルインデックスにも注意が必要かと思います。
あとはビットコインでしょうか。ビットコインが崩れてくるとゴールドに資金が回るということもあるかと思います。

どちらに動くか予測はしませんが(できませんが)、動いた方に乗れるように準備したいと思います。
GoldTrend Analysis

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