RYUJI_NAKAYAMA

GBPUSD 下落再開に向かうか

Short
FX:GBPUSD   British Pound / U.S. Dollar
ポンドドルは、日足ベースの800MAに戻っていく流れの中で、一時的に下落が止まり、適度な戻りを試す状況。
先週末に、フィボナッチリトレースメント(FR)61.8%とキリの良い1.35000が意識され上昇が止まり、下落が再開したかなと疑う状態。
前回投稿したアイデアのプランBの展開となっている。


GBPUSD【4時間足】

冒頭で『下落が再開したかなと疑う』と表現した理由は、

日足ベースの大きな下落が止まった場所が、1.33500の少し手前で、キリの良い場所ではなかったため、
個人的に、この下落はまだ止まっていないのではないかなと考えています。

なので、4時間足ベースでの戻りを基に戦略を考えていて、前回投稿したアイデアとなっています。

もし仮に、週明けから上昇していき、1.35000を超えていくようなことがあれば、日足ベースの大きな下落が止まったと判断して、フィボナッチリトレースメントを日足ベースに修正する必要がある。


GBPUSD【日足】

そうなれば、FR50%の少し上の1.36000が意識されやすいのではないだろうか。
こういった展開になってくれば、戦略としては1.36000からの戻り売りを狙いに行きたいところ。


カレンダー的には、23日(火)は日本が祝日で、25日(木)はアメリカが感謝祭で休み。
24日(水)にFOMC議事録が公開されるが、おおむね大きな経済指標の発表はなく、徐々に冬枯れ相場に移行していくのではないだろうか。

週明けにFRB議長の人事を発表するとホワイトハウスが伝えているので、少し気にはなるところ。
そういったことも加味すると週明けの動きを見てからアイデアを立てても良いと思う。


今のところ考えられるプランとしては、


GBPUSD【15分足】

週明けのピボットポイントが、おそらくこの付近に設定されると思うので、ピボットポイントにタッチして、再び1.34500を切下げてくれば、売りで仕掛けていきたい。

前回投稿したアイデアでも触れましたが、FR38.6%とキリの良い場所が重なっているおり、過去にも何度も意識されていることから、ここを切り下げていくと下方向に行きやすいのではないかと考えています。

また、先週金曜日は、満月でした(しかも皆既月食のおまけ付き)。アノマリーとしても、満月を境にドルの動きが反転しやすいとも言われているので、幾分か下方向の可能性が高いかなと。


もしくは、1.35000に向かって上昇していくようであれば、1.35000で山をつくって下落、さらに少し下にあるであろうR1を切り下げていけば、ピボットポイントまでをサッと獲りに行く、というような作戦。


GBPUSD【15分足】


ただし、値幅がどれくらいになるのかは、まだわからない。少なくとも20~30pipsは必要かなと思うので、それよりも短い場合は、スルーして、1.34500からの売りを待ちたい。

まずは、窓が開くかどうか。開かなければ、上記のプラン。
ただ月曜日のアジア時間から積極的に動いてくるともあまり思えないので、夕方以降にチャンスがあればやりたいところ。

日中で考えると、明日からオーストラリアは全面的にロックダウンを実施する予定なので、下方向の圧力が増して、日足ベースの800MAに向かっていくのではないかなとも思える。


AUDUSD【日足】

まずは、週明けの動きに注目したい。

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